今日は、前日の米国株式が続伸した動きを受けて買いが先行。
日経平均は20641円で寄り付き、高寄りでスタート。
その後の日中安値は9時6分につけた20633円で、そこから時間外取引で米株価指数先物が上昇に転じたことや、中国の上海総合指数が3日ぶりに反発したことなどを支えにじり高の展開に。
後場入り後の13時8分に20748円まで上げました。
その後はやや上げ幅を縮める展開となったものの、+243円の20704円で終了。
日経平均は200円超えの反発でした。
騰落銘柄数は値上がり1970銘柄に対して、値下がりが144銘柄で、ほぼ全面高の1日でした。
売買代金は2.0兆円台で、久しぶりに2兆円の大台を超えるかたちになりました。
なお、本日は、前日の日中高値が20520円に対して、今日の同安値が20633円なので、前日よりも110円程度マドを空けて上げるかたちになっています。
仮に戻り高値を超えたとしても、ここから年初来高値を超えてくることは難しく、下落調整の過程の中の反発局面という位置づけか?
20110(8/6)で安値をつけてからのザラ場高値は20782(8/9)。
引け値ベースの高値は20710(8/23)となっています。
そして、今日の引け値は20704円なので、8/23の引け値ベースの高値は超えられませんでしたが、20110(8/6)の安値以降における高値圏にまで上げてきました。
20110(8/6)の安値以降の動きをみますと、20700円あたりをなかなか超えられない動きが続いていますので、ここで同水準を超えてこれるのかが目先の焦点になります。
なお、20110(8/6)が安値で、その後の高値が20782(8/9)という、レンジ内での動きを4週間近く継続してきたので、この高値水準を抜けてくると短期的には急伸する可能性もあるかと思います。
ただし、今年の高値22362(4/24)をつけてからここまでの動きが想定よりも鈍かったので、ここから仮に上昇しても、7/25の記事で書いたような年初来高値更新にはならないと想定します。(残念ながら、以下見方は間違っていたと思います)
あくまでも下落調整の過程の中の反発局面という位置づけになるかと考えます。