昨日の日経平均は小幅高で終了。
そして本日は、前日の米国株式が反発した動きを受けて買いが先行。
20500円で寄り付いた後、9時1分に20520円まで上げました。
しかし、買い手掛かり難のなか、戻り待ちの売りに上値が重く、時間外取引で米株価指数先物が下落したこともありそこから下げに転換。
10時45分に20361円まで下落して100円以上下げる場面もありました。
ただ、後場に入ると、日銀によるETF買い期待から下げ幅を縮小する動きになり、引けは▲18円の20460円で終了。
日経平均は3日ぶりに小反落となりました。
本日も商いは薄く、売買代金は1.6兆円台でした。
今日は8/23から8/26にかけて空けたマドを完全に埋めずに切り返してくる
一昨日、マド上げでの上げとなったので、アイランドリバーサルの示現で20289(6/4)から21784(7/2)まで上げた時のような動きになるかと期待しました。
しかし、昨日は小幅高で終わり、そして今日は一時20361円まで下落して、8/23から8/26にかけて空けたマド(20579~20329円)を一部埋めてくるかたちになりました。
ということで、8/27の記事で書いた見方とはやや異なる動きになってきました。(8/27の記事で書いた時は、上記マドを埋めずに上げが続くと見ていました)
ただ、見方は異なったものの、今日は、8/23から8/26にかけて空けたマドを完全に埋めるところまで下げずに反発に転じてきております。
そして夜間市場に入ってから、日経平均先物は一時20670円をつけるところまで上げてきています。
この点から見ますと、8/27に記事を書いたときと見方はやや異なるものの、やはりここから反発に転じてくるのではないかと考えます。
なお、20110(8/6)で直近の安値をつけてから3週間半程度経過しておりますが、そこから底割れはしないものの、かと言って上げに転じてくるわけではなく、ほぼ横ばいでの推移となっています。
よって、仮に上げに転じてきたとしても、どの程度まで上げる余力があるのかは、まだよくわかりません。
ここからの動き方を見て、判断していく必要があるかと考えております。