前日のNY市場は上昇となりましたが、米国株主要3指数が終盤に上げを縮小する動きとなったことを受け、朝方から売りが先行。
日経平均は21249円で寄り付き、小幅安でスタートしました。
9時17分に21142円まで下落して130円程度マイナスとなる場面もありましたが、国内で経済対策に対する報道が相次いだほか、米株先物が上昇したことを受け、日経平均はプラスに転換。
後場に入ると上げ幅を拡げて13時33分に21475円まで上昇しました。
その後はやや上げ幅を縮めましたが、+148円の21419円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
騰落銘柄数は、値上がりが1431銘柄に対して、値下がりが662銘柄で、値上がり銘柄は3日連続で1000銘柄超え。
売買代金は前日よりも増加して2.8兆円台でした。
※昨日書いた記事を投稿するのを失念していたのに今気づきました。今更ですが、投稿しておきます。
日経平均は3日続伸で、200日線にも接近
日経平均は本日も上昇となり、21500円に接近しました。
夜間市場に入ってからも日経平均先物が上げており、一時21720円をつけるところまで上げてきています。
現状、200日線が21655円の所に位置しており、また、2/27~28にかけて21528~21844円でマドを空けて下げているので、このままいくと明日にも200日線を超え、当該マドも埋めてくるような動きとなりそうな感じです。
これまで、19564(3/25)と20365(4/30)を結ぶラインが上値抵抗線となっていたという事を書いてきたのですが、昨日この上値抵抗線を超えてきてから戻りに勢いが出てきている感じです。
先週金曜日の時点で裁定売り残高が2.5兆円程度あるので、上記上値抵抗線を超えてから買い戻しが入り、戻りに勢いが出ているのではないかと思われます。
戻り開始から2か月以上が経過しているので、日柄の面から考えると、そろそろ戻りが止まってもおかしくないようにも思えるのですが、今のところは特に雲行きが怪しくなるような気配は見られません。
どこまで戻りが継続するのか、引き続き動向を見て行くところになります。