前日の米国株高や為替の円安基調を好感し、今日も朝方から買いが先行。
日経平均は22649円で寄り付き、320円程度高い水準で始まりました。
その後、9時12分に22818円まで上がり、一時上げ幅は500円程度に迫る場面もありました。
ただ、これまでの急ピッチの上昇で調整への警戒感も強まっていたこともあり、そこからは利益確定売りに押される展開に。
14時30分に22462円まで値を下げました。
そこから大引けにかけてやや戻す動きとなり、引けは+288円の22613円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
騰落銘柄数は、値上がりが1177銘柄に対して、値下がりが896銘柄。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
25日線との乖離は10%に迫る
本日も引き続き、上値追いの展開となりました。
これで25日線との乖離は+9.61%、75日線との乖離は+11.94%となり、25日線との乖離は2013年5月22日と2014年11月14日につけた10%の水準にあとわずかに迫りました。
なお、騰落レシオ(25日)は143.18%で、昨日の150.78%から7%程度低下しました。
昨日の日中高値が22401円に対して、今日の同安値は22462円なので、本日は前日よりも60円程度マドを空けて上げる形になりました。
また、寄り値が22649円に対して、引け値が22613円なので、日足の形状は上髭ありの小陰線でした。
これまで戻りが続いてきて25日線との乖離が拡がっている中、マドを空けて上げた後、上髭ありの小陰線で引けているので、この動きだけからすると、戻りもそろそろという感じがしないでもないです。
しかし、今は戻りに勢いがついている状況にあるので、今日のこの動きのみで戻りがそろそろという判断はできません。
今の感じからすると、今日は途中で押し戻される動きになりましたが、明日はその感じは引きずらずに続伸してくる可能性が高いと思われます。
来週6/12にはメジャーSQがあるので、そこに向けて、いきつくところまでいくような展開になる可能性もあるのではないかと考えています。