前日の米国株市場で、市場コンセンサスを上回る経済指標で、ナスダック総合指数は過去最高値を更新したものの、NYダウはマイナスでまちまちの展開でした。
これをうけて日経平均は、22182円で寄り付き、60円程度高く始まりました。
9時35分に22072円まで下落し、マイナスとなる場面もありましたが、そこから切り返して11時29分に22267円まで上げました。
しかし、そこから上値が重くなり、引けは+24円の22145円で終了。
日経平均は小幅反発となりました。
売買代金は2.2兆円台でした。
6./9に23185円で戻り高値をつけてから、そろそろ1か月が経過
本日は、日経平均、TOPIXともにプラスでしたが、値下がり銘柄が1343に対して値上がり銘柄が753で、値下がり銘柄が大きく上回る形でした。
今日も日経平均は今一つの動きで、5日線は超えられずでした。
ただ、為替はやや円安方向に振れる動きになっており、今日は上海指数や香港ハンセン指数は2%を超える上昇となっています。
NY市場でも、NYダウは25日線を上回ることができていませんが、s&p500は25日線を超えてきています。
これらの点からしますと、日経平均は21529(6/15)から22693(6/23)まで戻した後、やや軟調な動きとなっていますが、そろそろ反転してくる動きになってもおかしくないのではないかと思われます。
なお、6./9に23185円で戻り高値をつけてからそろそろ1か月が経過するので、反転に転じてきた場合は、22693(6/23)を超えて、23185円の戻り高値を更新する動きになってくるのではないかと考えます。