今日の日経平均は21947円で寄り付き、200円以上上げてスタートしました。
9時5分に21919円で日中安値をつけた後、先物主導の裁定買いや、一部年金資金の買いなども観測されて下値を徐々に切り上げる展開に。
中国上海株市場が経済指標の発表を受けて、強い動きを示したことなども追い風となり、14時44分に22214円まで上昇。
そのまま日中の高値で取引を終え、+485円の22195円で終了。
日経平均は7日ぶりに大幅高となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台でした。
ここから現状水準を維持する形になると、200日線のトレンドは来週あたりに下向きに基調転換する
先週金曜日に日経平均は、200日線を6/15以来、約1.5か月ぶりに割り込みました。
しかし、本日の大幅高で、1日で200日線の水準を回復する動きとなりました。
継続して下落してきたドル円も切り返す動きとなっているので、ここから戻り方向を試す動きになるのかと思われます。
なお、日経平均の200日線は5/28からトレンドが上向きに変わっており、これまで継続して上昇してきています。
このまま日経平均が上昇基調を維持していくためには、200日線のトレンドも上向き基調を維持していく必要があります。
ただ、今から200日前の日足の水準は、これから継続して切りあがっていく傾向にあるので、日経平均の200日線のトレンドが上向き基調を維持していくためには、ここから株価水準を継続的に切り上げていく必要が出てきます。
ちなみに、今日の引け値よりも100円程度高い、22300円あたりで明日以降推移する形になると、来週の8/14から200日線のトレンドは上向きから下向きに基調転換するので、これを阻止するためには、これから継続して引け値を切り上げていく必要があります。
ここから継続して上昇して200日線のトレンド転換を阻止できるのでしょうか?
ちなみに、200日線のトレンドが下向きに転換すると、相場全体も下方向への動きを警戒する局面に入ってくると思われるので、その行方は大いに注目されるところになります。