英国で新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まったことなどが好感され、前日の米株式市場ではNYダウが前日比104ドル高と反発。
また、寄り前に発表された10月機械受注が市場予想を上回ったことで、景気回復観測が台頭し、日経平均は26526円で寄り付き、60円程度高い水準で始まりました。
寄り直後につけた26520円が日中安値で、その後も買い優勢の動きとなり、後場入り後の12時35分には26826円まで値を上げました。
そこから高値圏でもち合う動きとなり、最終的には+350円の26817円で終了。
日経平均は4日ぶりに急反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
日経平均は4日ぶり急反発で、直近高値に再度接近。
前日の記事で、ここから切り返してこれるのかが短期的な焦点と書いたのですが、本日急反発となり、5日線(今日の時点で26678円)を超えてきました。
日中高値は26826円まであったので、12/7につけた高値26894円に70円程度の水準に迫りました。
TOPIXも反発して1779までありましたので、こちらも5日線(今日の時点で1770)の水準を超えてきました。
昨日の記事で書いたように、現状では、年末に向けてもう一段の上げが期待できるのではないかと考えているので、ここから直近の高値を超えてこれるのかが目先の焦点となります。
なお、直近の高値は、日経平均が12/7につけた26894円であるのに対して、TOPIXは11/27につけた1792で、高値をつけた日付が日経平均とTOPIXで異なっています。
ここからの反発で、仮に日経平均が高値を抜けてきたとしても、TOPIXが高値を抜ける事ができない形になると、当面頭打ちとなる可能性が出てきます。
よって、ここから更に上値を広げていくためには、日経平均、TOPIXともに直近でつけた高値を超えてくる必要があります。