前日の米国株市場で、追加経済対策の早期成立への期待感がやや後退したことを受け、NYダウは安くなったものの、ナスダックは最高値を更新で、まちまちの動きでした。
今日の日経平均は、新型コロナウイルスの感染者数が世界的に再拡大していることなどを嫌気して26380円で寄り付き、下落してスタート。
9時7分に26327円まで下げて、一時下げ幅は200円を超えました。
ただ、そこからは切り返す動きとなり、14時23分に26523円まで戻し、20円程度安い水準まで下げ幅を縮小しました。
引けは▲80円の26467円で終了。
日経平均は、3日続落となりました。
売買代金は縮小傾向で、前日よりも減少して2兆円台にとどまりました。
ここから切り返してこれるのかが短期的な焦点
本日は3日続落となったものの、安寄り後戻す動きとなったので、日足の形状は小陽線となりました。
TOPIXも朝方に1751まで下落して、11/30につけた1753を一時割り込みました。
が、こちらも切り返して、下げ幅を▲1.94まで縮小して取引を終えました。
現状、TOPIXの5日線は12/2の1772.4をピークに下落する形になっています。
本日時点の5日線は1768.94なので、終値(1758.81)よりも上に位置しています。
仮に切り返すとしたら、ここからになると思われるので、明日以降反発に転じて、5日線の水準を回復できるのか否かが焦点となります。
ここから切り返してくれば、年末に向けてもう一段の上げが期待できるのではないかと考えます。
なお、年末に向けてもう一段の上げがあった場合、そこで当面の高値をつけて、来年1月以降に値幅調整の動きがでてくるのではないかと想定しています。