前週末の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに過去最高値を更新。
NYダウが3万ドルの大台に乗せて引けたことなどをうけて、日経平均は26894円で寄り付き、12/2につけた26889円を超えてスタートしました。
しかし、寄り値が日中高値となり、それ以降買いが続かず、その後は急速に値を消す展開となりました。
後場入り後の12時48分に26500円まで下げた後は安値圏でもみ合う動きとなり、引けは▲203円の26547円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
マザーズ指数が大きく下落
今日はNY株高に追随できず、日経平均は続落となりました。
売買代金は2.2兆円台で2兆円台は上回っているものの、減少傾向にあり、11月20日以来の低水準でした。
今日は日経平均の下落率は▲0.76%だったのですが、マザーズ指数が弱く、▲4.19%と大幅に下げました。
マザーズ指数は先週金曜日の段階では75日線ラインで下げ渋る動きを見えていたのですが、本日同線をあっさりと割り込む動きとなりました。
マザーズ指数は今日の時点で25日線が1216.02に対して、75日線が1211.14となっています。
現時点では辛うじて、25日線が75日線よりも上に位置していますが、明日以降も下げが続くと、25日線が75日線を下回り、デッドクロスが生じることになります。
11/2につけた安値1146.76が直近の安値となっているのですが、この水準も下回る形になると、調整色がさらに強まる可能性もあるので、ここから現状の水準を維持できるのかが焦点となってきます。
一方、日経平均とTOPIXは調整する動きにはなっているものの、高値から大きく下げる動きにはなっていません。
仮に調整する動きになったとしても、TOPIXが11/20~11/24にかけて、1727~1754でマドを空けているので、このあたりの水準を埋める動きとなるのではないかと考えます。