新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に加速するなか、前日の米国株市場では主要株指数が総じて軟調でした。
これをうけて今日の日経平均は26688円で寄り付き、下落してスタート。
その後、9時5分に26639円まで下げたものの、そこから切り返す動きとなり、13時53分に26852円まで上昇。
プラス圏に浮上するとともに、12/7につけた高値26894円に迫る場面もありました。
ただ、あすにメジャーSQ算出を控えていることもあり、不安定な動きとなり、そこからは再びマイナス圏に押し戻される動きとなりました。
引けは▲61円の26756円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台で、12月2日以来の水準となりました。
現時点における見方としては、高値圏でのもみ合いの動きを経た後、再度上げがあり、一旦値幅調整の動きに入るという形を想定
昨日、急反発して切り返してきたので、その勢いが続くかと思ったのですが、買いは続かず、下落となりました。
下落となったものの、5日線(今日の時点で25667円)は維持しており、同線はほぼ横ばいの動きとなっています。
TOPIXも似たような動きとなっており、現状は高値圏でもみ合う動きとなっています。
現状は、この高値圏でのもみ合いの動きを経て、高値更新の動きとなるのか、それとも下落して調整継続の動きとなるのかの分岐点にあります。
日経平均でみますと、高値が12/7につけた26894円。
安値が12/8につけた26327円となっており、567円の値幅の中でのもみ合いとなっています。
このような横ばいでもみあう動きとなるのは、エリオット波動でいうところの4波目の動きで見られる特徴なので、一応、現時点における見方としては4波目のもみ合いの動きを経た後、再度5波目の上げがあるという見方をしています。
なお、その後は、5波目の上げとして最後の上げがあってから、一旦、値幅調整の動きに入るのではないかと想定しています。