前日の米国株市場では、米追加経済対策の協議が難航していることが嫌気されたほか、米新規失業保険申請件数が予想に比べ増加したことなどが警戒されて、NYダウは下落して終了。
これをうけて今日の日経平均は26732円で寄り付き、小幅下落で開始。
9時4分に26819円まで上げて一時はプラス圏に浮上したものの、そこから利益確定売りが優勢となり、9時54分に26553円まで下落。
200円程度下落する場面もありました。
そこから戻したものの、戻り切れずに▲103円の26652円で終了。
日経平均は続落となりました。
本日はメジャーSQだったこともあり、商いは増加して、売買代金は2.8兆円台でした。
日経平均は続落だが、マザーズ指数は2%超えの上昇
日経平均は続落となりましたが、TOPIXは+0.33%の上げとなり、騰落銘柄数も値上がりが1396銘柄に対して、値下がりが696銘柄で、値上がり銘柄優勢の1日でした。
日経平均は12/7に26894円の高値をつけたものの、12月に入ってから上げのペースが鈍化する形となり、高値圏でもみ合う動きとなっています。
11月の上げのピッチがかなり速かったので、スピード調整をする動きになっているのかと思われます。
なお、本日、日経平均は下落となったものの、マザーズ指数は反発。
+2.52%の上げで、1186で引けています。
マザーズ指数は10/14に1368で高値をつけてから調整する動きとなっているのですが、以下のように下げた後戻して、そこから再度下げる、という動きになっています。
下げ:1368(10/14) ⇒ 1146(11/2)
戻り:1146(11/2) ⇒ 1279(12/2)
下げ:1279(12/2) ⇒ 1152(12/10)
ただ、昨日の下げで1146(11/2)の安値に接近したものの、それを割れずに反発。
本日5日線(今日の時点で1174)を上回る動きとなっています。
マザーズ指数は、高値をつけてから2か月程度調整している形になっているのですが、前回安値を割れずに切り返し、本日、5日線を上回る動きとなっています。
来週以降もこの流れが続き、25日線(今日の時点で1212)や75日線(今日時点で1213)を回復してくると、再度高値を目指す方向に回帰してくる可能性もあると考えられますので、来週以降の動きに期待したいと思います。