前日の米国株市場では、追加経済対策の成立やワクチン普及に対する不透明感からNYダウが高値波乱含みの動きをみせた。
日経平均は前日に引け値ベースで30年半ぶりの高値をつけたものの、本日はその反動もあり、上値が重くなりました。
日経平均は28696円で寄り付き、下落して始まったのち、13時41分に28527円まで下落。
その後も戻りは鈍く、安値圏でもみ合う動きとなり、引けは▲276円の28546円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
上げと下げが交互に続くパターンは継続で、今日は反落
昨日の記事で、日経平均は1/19以降、上げと下げが交互に続く形が続いているので、この流れが続くと明日は下落となると書いたのですが、パターン継続の動きとなり、今日は下落となりました。
本日は下落となりましたが、1/14につけた28979円の高値と、1/18につけた28111円の中でもみ合う動きが継続しており、高値圏でもみ合う動きが継続しているということになります。
この高値圏でのもみ合いの動きも、本日時点で9日目(両端入れ)となります。
上げと下げが交互に続く形が続いているとしたら、明日は反発になると思われるのですが、上げが2日続いて続伸する形になると、1/14につけた28979円の高値を抜けてくる可能性もあると思われます。
なお、現時点では高値圏でのもみ合い終了後、1/14につけた28979円の高値を抜け、そこで1月22日の記事で書いたように5-5波目の高値をつけて短期的には一旦目先の天井をつけるのではないかと考えています。
中期的なトレンドは上げなので、コロナショック後の上げ相場が終わるというわけではなく、上げ相場の中での調整が入るというイメージです。
仮にここから28979円の高値を抜けてくると、次は3万円の大台が見えてくるということになるのですが、さすがにその節目(3万円の大台)はかなり意識されることになると思われるので、その節目を前に一旦押し戻される可能性はあるのではないかと考えています。