前日の米国株式市場が休場で手掛かり材料が乏しい中、日経平均は30229円で寄り付き、本日も高く恥じなりました。
前日に3万円を30年半ぶりに回復した後も物色意欲は衰えず、上値を追う展開となり、14時9分に30714円まで上昇。
一時600円以上上げる動きとなりました。
ただ、終盤は買い疲れ感が生じ、上昇幅を縮小する動きとなり、大引けは+383円の30467円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.0兆円台でした。
上げ相場に勢いがついてきている感じ
日経平均は昨日に続いて大きく上げ、連日の高値更新となりました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが846銘柄に対して、値下がりが1251銘柄だったので、値下がり銘柄が優勢の1日でした。
これに伴い、騰落レシオ(25日)は、2/10に124.5%まで上げた後、やや伸び悩み、本日の段階で109%まで低下しています。
株価指数は高値更新となっていますが、全面高で上げるという形ではなく、ファーストリテイリングやソフトバンクGなど、一部の銘柄に引っ張られて指数が押し上げられる形になっています。
このような形のため、内容的にはやや歪な感じの上げ相場となっています。
健全な形での上げ相場となるためには、この流れが他にも波及して全面高となれるかどうかがポイントになると思われます。
ただ、昨日に続いて、一時600円以上上げるなど、上げ相場に勢いがついてきている感じになるので、この勢いを持続してどこまで上値を伸ばしていくことができるのかは注目されるところになります。