前日のNY市場は下落だったのですが、今日の日経平均は29482円で寄り付き、上昇してスタートしました。
9時43分に29336円まで下落して一時マイナスとなる場面もありましたが、そこから切り返す動きとなり、引け際の14時58分に29604円まで上昇。
そのまま高い水準で引け、+150円の29559円で終了。
日経平均は反発となりました。
相場環境に不透明感が残りながらも、ワクチン接種による経済正常化の期待から、景気敏感株を中心に底堅い動きとなり、為替が円安傾向に振れている点も好感されて上昇となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
ドル円が一時107円台にのせる
今日の日経平均は25日線を維持するとともに、5日線の水準(今日の時点で29553円)もかろうじて回復してきました。
5日線は昨日の段階で29575円だったので、下落基調にあるものの、下げのペースが鈍化する形になっています。
今日の4日前の終値が28966円なので、明後日の時点の終値が28966円よりも上に位置していると5日線が下げから上向きに変化してきますので、基調が上向きに変わると2/16につけた高値30714円からの調整が28966(2/26)で終わった可能性が出てきます。
なお、2/26の記事で、久しぶりにドル円の動きが注目されると書いたのですが、今日の時点でドル円が一時107円台にのせる動きとなっています。
日経平均は1000円を超える急落だが、押し目買いの好機か?
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ドル円は2015年に125円の高値をつけて以降長きにわたって低迷していたので、今後円安方向への動きがより鮮明になってくるのではないかとみております。