前日の米国株市場では米下院が1.91兆ドル規模の追加経済対策を可決し、事実上成立したことでNYダウが大幅高で過去最高値を更新しました。
ただ、今日の日経平均は29033円で寄り付き、前日終値並みで開始。
その後、9時8分に28995円まで下げて、一時29000円台を割り込みました。
しかしそこから景気敏感株などを中心に買いが厚くなり、次第に下値を切り上げる展開に。
中国・上海株をはじめ、アジア株市場が強い動きをみせたことなどが追い風材料となり、大引け前の14時50分には29255円まで上昇。
そのまま高値圏で引け、+175円の29211円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は前日並みで2.8兆円台でした。
日経平均の5日線は2/24に下向きになって以来、上向きに転換
日経平均は本日も上げる展開となり、3日続伸となりました。
今日の引け値は29211円なので、現状、25日線(今日の時点で29449円)まで届いていませんが、3/9から5日線(今日の時点で28976円)よりも上に位置する状態が続いています。
また、昨日の記事で、
「明日の引け値が3/4の終値(28930円)よりも上で終わると、5日線は2/24に同線が下向きになって以来、上向きに転換する」
と書いたのですが、本日29211円で引けたので、5日線は上向きに転換しました。
裁定残高は売り超過から買い超過に変化
...
なお、明日はメジャーSQがあります。
3/9の記事で、
「先週3/5につけた安値で、当面の安値をつけた可能性が強くなってきたか?」
と書いたのですが、明日のメジャーSQを無事に通過してくると、反転の兆しがより強くなってくるのではないかと考えます。