前日の米株式市場では、NYダウが305ドル高と上昇し、初の34000ドル台に乗せました。
これを受けた東京市場も買い先行でスタート。
日経平均は29789円で寄り付き、150円程度高い水準でスタートしました。
しかし、寄り値が日中高値となり、週末要因に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響などが警戒されて値を下げる展開となり、9時51分に29621円まで下落して、マイナスとなる場面もありました。
ただ、その後は再度戻る展開となり、引けは+40円の29683円で終了となりました。
日経平均は小幅ながらも続伸。
売買代金は2.0兆円台でした。
引き続き、どこでレンジ相場を抜け出す動きになってくるのか、注目していくところ
本日も高寄り後に売られる展開となり、日足の形状は陰線となりました。
NY市場は高値追いの動きとなっているのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念されて、日本株はそれに追随できない動きとなっています。
ただ、日経平均は小幅ながらも上昇となり、4/6から続いていた上げと下げが交互に繰り返す動きが一応ストップしました。
昨日の記事で、レンジ相場の動きを抜け出してくるためには、まずは上げと下げが交互に続くパターンから脱却する必要があると書いたのですが、本日続伸となったことで一応、このパターンからは抜け出しました。
上げと下げが交互に繰り返す動きが継続し、今日は反発
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ただ、高寄り後に売られる展開となり、売買代金も2.0兆円台で伸び悩んでいるので、まだレンジ相場を抜け出してくるような力強さは感じられません。
しかし、4/12の記事で書いたように、2/16の高値から2か月程度、日柄調整の動きを入れているので、日柄的な面から考えるとそろそろレンジ相場を脱却して再度上昇トレンドに回帰する形になってもおかしくないように思われます。
2/16の高値から調整の動きもそろそろ最終局面か
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引き続き、どこでレンジ相場を抜け出す動きになってくるのか、注目していくところかと考えます。