前日の米株式市場で、米長期金利の低下やビットコインの反発などを好感して米国株が上昇。
これをうけて今日の日経平均は、28269円で寄り付き、上昇してスタートしました。
9時11分に28411円まで上げて、300円以上高くなる場面もありましたが、そこから売りに押されて11時4分に28193円まで下げて、上げ幅を100円程度にまで縮めました。
ただ、後場に入り日本経済新聞・電子版が「米バイオ製薬モデルナが、21日に日本で承認された同社製の新型コロナウイルスワクチンについて、日本国内での生産を検討していることがわかった」と報じたこともあり、コロナワクチン供給増への期待から持ち直す動きとなり、引けは+219円の28317円で終了。
日経平均は久しぶりに続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
反転機運が出てくるのか、ここからの動きに期待
本日の日経平均は久しぶりに続伸となりました。
5/14から上げと下げが交互に続く動きが続いており、なかなか上げが続く形にならなかったのですが、久しぶりに上げが2日続く形になりました。
続伸となったのは、5/6~10の3日続伸以来となります。
本日続伸となったことで、5日線(今日の時点で28138円)も昨日に続いての上げとなっています。
ここから5/18につけた28481円を超えて、商いも増えてくると、戻り基調が鮮明になってくるのではないかと考えます。
ここにきて新型コロナの感染者数もやや頭打ちとなる兆しも出てきていますので、30714(2/16)から3か月近く続いた調整局面が終了し、高値更新に向けた動きが出てくることを期待したいと思います。