前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちで終了。
本日の日経平均は、29046円で寄り付き、小幅高でスタート。
10時23分に29140円まで上昇しました。
ただ、その後は29000円近辺の売りの厚さを改めて確認する展開となり、12時48分に28897円まで下落。
そこからは、新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種が進捗していることで、内需の個人消費関連株の一角に買いが入ったこともあり、下げ渋る展開となり、引けは▲55円の28963円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日並みの2.1兆円台でした。
日経平均は反落したものの、TOPIXは小幅ながら上昇で6日続伸
今日は、日経平均は反落したものの、TOPIXは小幅ながら上昇で6日続伸。
騰落銘柄数も、値上がり銘柄が1399に対して、値下がりは692銘柄で、値上がり銘柄が優勢でした。
日経平均は、日経平均寄与度の高い値がさ株や半導体関連株に値を下げるものが多かったこともあり、29000円よりも上が重く、なかなか上に行かない動きが続いています。
しかし、日経平均と比べてTOPIXの動きはよく、じりじりとではあるのですが、戻りを試す方向に動いてきています。
日経平均のこれまでの高値は2/16につけた30714円になるので、高値まで1700円程度の距離があります。
それに対して、TOPIXの高値は3/19につけた2013.71になるので、高値まであと50ポイント程度の位置にあります。
6/3にTOPIXは1966まで上昇して、5/10につけた戻り高値1955を超えてきているので、波動は下値を切り下げる波動から上値を切り上げる波動に切り替わってきていると思います。
ここからTOPIXが3/19の高値2013.71を抜け、その後、日経平均もそれにキャチアップする形で2/16につけた30714円の高値を抜ける形になるのではないかと予想しています。