今日の日経平均は27674円で寄り付き、300円程度安く始まりました。
10時6分に27809円まで戻したものの、国内での新型コロナ感染者数の拡大に歯止めがかからないことや、中国政府によるネット企業への規制強化の動きなどが嫌気され、投資家心理が大きくリスクオフに傾いたことから、14時23分に27466円まで下落。
一時下げ幅は500円を超えました。
引けにかけてやや戻したものの、最終的には▲388円の27581円で終了。
日経平均は4日ぶりに下落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台でした。
7/20につけた安値27330円を割れずに7/26につけた28036円を超えてくることができるのか
前日の日中安値が27862円だったのに対して、今日の同高値は27809円なので、前日から50円程度マドを空けて下落する形になりました。
また、今日の下落で200日線(今日の時点で27782円)を再び割れてきたので、不安的な状況はいまだに継続中ということになるかと思います。
日経平均はここまで、7/20に27330円で安値をつけてから反発に転じて、7/26の28036円まで反発しました。
ただ、反発の勢いがまだ弱いため、再び戻り売りに押される動きとなり、本日は一時27466円まで下落し、7/20につけた安値27330円に接近する場面がありました。
6/15に29480円で戻り高値29480円をつけてから、急落後、戻りを入れるものの、再び急落するという動きを繰り返しています。
ここまでは、上値、下値ともに切り下げる動きが続いているのですが、この動きが止まらないと、不安定な状況が継続し、下値不安はまだ残るということになります。
なお、直近では、7/26に28036円をつけてから急落するという動きになっているのですが、仮にここから7/20につけた安値27330円を割れずに7/26につけた28036円を超えてくると、上値、下値ともに切り下げる動きに最初の変化が現れてくることになります。
ということで、目先的にはこの点(7/20につけた安値27330円を割れずに7/26につけた28036円を超えてくることができるのか、という点)に注目していきたいと思います。