前日に米議会上院が1兆ドル規模の米インフラ整備法案を可決し、NYダウが最高値を更新した流れを受け、日経平均は28045円で寄り付き、28000円台にのせてスタート。
9時3分に28146円まで上げ、上げ幅は一時250円程度となりました。
買い一巡後は、利益確定売りや戻り売りに伸び悩み、10時15分に27974円まで押し戻されましたが、その後は切り返して引けは+182円の28070円で終了。
日経平均は4日続伸で、引け値ベースで28000円台にのせてクローズ。
引け値ベースで28000円台にのせるのは7月16日以来となりました。
売買代金は前日並みの2.6兆円台でした。
7/26の戻り高値28036円を引け値ベースでも超えてくる
昨日の記事でも書きましたが、新型コロナの感染者数は依然として増加傾向にあるものの、増加のペースは鈍化しつつあるような感じがします。
日経平均は3日続伸で、一時7/26につけた戻り高値を抜ける
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このような点もあって、株価は戻り歩調となっており、日経平均は引け値ベースで28000円台にのせ、7/26の戻り高値28036円も引け値ベースで超えてきました。
昨日の日中高値28128円も一時抜けてきています。
日経平均はこれまで上値を切り下げる動きをずっと続けてきたのですが、7/26の戻り高値28036円を引け値ベースで超えてきたことで、上値を切り下げる動きがストップする形になりました。
この動きにより、日経平均は7/30につけた27272円で安値をつけ、以降、切り返す動きに入った可能性が強くなったとみています。
なお、現状では、2/16の30714円から続いてきた調整局面は7/30につけた27272円で終了。
以降、上昇トレンドに回帰しているとみており、ここから2/16につけた30714円の高値を目指す方向で動いてくるのではないかと考えています。