前週末の米国株式市場ではNYダウとS&P500が小幅高。
これをうけて今日の日経平均は、30277円で寄り付いた後、9時6分に30414円まで上昇しました。
ただ、その後に上海株がマイナスに沈むと、13時51分に30197円まで下落。
そこから引けにかけて下げ幅を縮小したものの、▲8円の30240円で終了。
日経平均は小幅反落で引けとなりました。
明日の配当権利確定日を控えた権利取りの動きが相場を支え、売買代金は3.2兆円台でした。
日経平均は5日線を超えてはいるものの、同線は前日よりも下落しており、微妙なところ
今日の日経平均は一時30414円まで上昇し、9/17~21にかけて空けたマド(30051~30358円)を埋める動きとなりました。
ただ、その後は下落となったことで、日足の形状は上髭ありの小陰でした。
一応、先週金曜日と本日とで5日線(今日の時点で30093円)を超えてはいるものの、同線は前日よりも下落しており、微妙なところです。
このまま5日線の水準を維持したまま、上げてくれば問題ないのですが、同線を再び割り込んでくると、9/22につけた安値29573円を割れる可能性も出てくると考えます。
その場合は、9/3~6にかけて空けたマド(29149~29469円)を埋める動きとなる可能性もあると思われます。
この水準は25日線(今日の時点で29196円)にも近いところとなります。
なお、その場合は、30795(9/14)⇒29573(9/22)が一段下げで、そこから戻して戻りがトップアウトした後に下げて2段下げという形で調整する形になると想定します。
仮に調整となる場合は、2段下げで調整が終わり、そこから再度30795(9/14)の高値方向を目指す動きが始まるのではないかと考えています。