前日の米国株市場で主要3指数が揃って連日の最高値を更新しましたが、今日の日経平均は前日の急伸の反動もあり、29462円で寄り付き、下落してスタート。
11時26分に29599円まで戻したものの、利益確定売りに押されて14時に29457円まで下落。
そこからやや戻したものの、引けは▲126円の29520円で終了。
日経平均は3日ぶりに反落となりました。
あすまでの日程で開催されるFOMCとパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因となり、売買代金は前日よりも減少して2.7兆円台で、3兆円割れでした。
10/20の高値から9日目で直近高値を抜けてきている
前日、754円と大幅に上げた反動もあり、今日は下落で取引を終えました。
昨日の大幅高で25日線(今日の時点で28739円)よりもだいぶ上に位置しており、仮に今の水準をあと3日程度維持すると、一目均衡表の遅行線は陽転入りする形になります。
遅行線が陽転入りすると、今は下落基調の25日線が上向きに転換します。
現状、25日線と75日線(今日の時点で28597円)、200日線(今日の時点で28861円)の中で25日線が唯一下向きとなっているのですが、25日線が上向きに転換してくると、日足の中で短期、中期、長期の3つの線がすべて上向きとなってくるので、上げ方向への動きをフォローする形になってくると考えます。
なお、10/19の記事で、2/16につけた高値30714円から、おおむね20日程度で高値をつける動きが続いてきています、と書きました。
30714(2/16)⇒30485(3/18) 日柄:22日
30485(3/18)⇒30208(4/6) 日柄:14日
30208(4/6)⇒29685(5/10) 日柄:21日
29685(5/10)⇒29480(6/15) 日柄:27日
29480(6/15)⇒28852(7/13) 日柄:21日
28852(7/13)⇒28279(8/12) 日柄:20日
28279(8/12)⇒30795(9/14) 日柄:24日
30795(9/14)⇒29489(10/20)日柄:25日
9/14の高値から10/20の高値は25日間隔で高値をつけたのですが、10/20から9日目で29489(10/20)の高値を抜けました。
ここで高値を抜けたことで、値を切り下げて次の高値をつけるということがなくなったので、ここからは強気で見ていく考え方が正しいのではないかと考えています。
季節要因的にも、11月から来年前半にかけては強い動きとなるパターンもあるので、今後の動きには期待したいところです。