前日の米国株式市場は、NYダウは下落したものの、S&P500とナスダックが引け値ベースで最高値を更新する形でまちまちの展開。
これを受けて、日経平均は29641円で寄り付き、小高くスタートしました。
その後も半導体関連株がリードする形で、上値追いの展開となり、14時58分に29768円まで上昇。
そのまま高値圏で引け、日経平均は+147円の29745円となり、3日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して、2.9兆円台でした。
日経平均は反発したが、値上がり銘柄と値下がり銘柄はほぼ拮抗する動き
今日の日経平均は反発となりましたが、騰落銘柄数は、値上がりが1059銘柄に対して、値下がりが1025銘柄で、ほぼ拮抗する形でした。
とりあえず今日の反発で日経平均は5日線(今日の時点で29723円)近辺まで戻す動きとなりました。
ただ、ドル円が夜間市場に入り、円高方向に振れていることもあり、日経平均先物は一時29470円をつけるところまで下げているので、このままいくと次週は売り先行で始まる形になると思われます。
なお、10/20に28489円をつけて以降の動きをみると、29489(10/20)から28475(10/29)まで8日(両端入れ)調整。(①)
その後29880(11/4)まで上昇して、29040(11/11)まで6日調整。(②)
そこからまた上げに転じて29960(11/16)まで上昇。
そして、本日までの日柄が4日となっています。
仮に上記①と②と同じように、高値更新後にミニ調整を入れるという動きを繰り返しているとしたら、来週あたりに29960(11/16)からのミニ調整の安値をつけて再度反発という動きになるかと思われます。
なかなかはっきりとした上げに向けた動きとはなっていないのですが、トレンドとしては上方向の動きになると思われるので、押したところは押し目を拾うという動きでよいのではないかと考えています。