前日の米国株市場でNYダウが続伸したものの、米長期金利の上昇が嫌気されハイテク株比率の高いナスダック総合指数は軟調な動きでした。
これをうけて今日の日経平均は29663円で寄り付き、下落してスタートしました。
9時5分に29758円まで戻したのですが、そこから先物主導で売りが優勢となり、14時11分に29212円まで下落。
そこからやや戻したものの、大引けは▲471円の29302円で終了。
日経平均は大幅に下落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
目先的には、29040(11/11)を割れずに切り返すことができるのか、という点が注目される
今日の日経平均は大きく下落し、11/18につけた29402円を下回って引けました。
11/19の記事で、10/20に28489円から、高値更新後にミニ調整を入れるという動きを繰り返していると書いたのですが、この間、
29489(10/20)から28475(10/29)まで8日(両端入れ)調整。(①)
その後29880(11/4)まで上昇して、29040(11/11)まで6日調整。(②)
という動きになっています。
29960(11/16)で戻り高値をつけてから、今日で日柄としては6日目となっているので、仮にこの動きが継続しているとしたら、今週目先の安値をつけて切り返すという動きになるかと思われます。
なお、本日の騰落銘柄数は、値上がりが486銘柄に対して、値下がりが1600銘柄となっているので、騰落レシオ(25日)は79.39%で、再度70%台まで低下しています。
本日29212円まで安値があったのですが、一応、直近でつけた安値は29040(11/11)になるので、これを割れずに反転してくると、27293(10/6)でつけた安値から続く下値切り上げ型のトレンドは続くということになります。
目先的には、29040(11/11)を割れずに切り返すことができるのか、という点が注目されるところになります。