前日の欧州株市場でドイツやフランスの主要株指数が大幅高となったほか、米国株市場でもハイテク株比率の高いナスダック総合指数が3%超の上昇をみせるなど買い戻しが加速。
これをうけて今日の日経平均は、28792円で寄り付き、300円以上上げて始まりました。
9時21分に28621円まで下押ししたものの、そこから切り返しに転じ、13時39分に28897円まで上昇。
その後は高値圏でもみ合いとなり、大引けは+405円の28860円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりもやや減少して3.0兆円台でした。
29960(11/16)を超えてくると、上げトレンドに回帰したという見方が強まる
本日、日経平均は1.4%上げ、続伸となりました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが1195銘柄に対して、値下がりが904銘柄で、全面高というわけではありませんでした。
前日の米国株市場で、NYダウは35719ドルまで上昇。
11/24~26で空けたマド(35366~35591)を埋めるとともに、25日線(昨日の時点で35643)をやや上回ってきました。
NYダウの直近の下落は、36565(11/8)から34006(12/1)までの▲2559ドルなので、前日35819まで戻したことで、戻り幅は1813ドル。
戻り率は70.8%となりました。
この戻り具合をみると、NYダウは34006(12/1)で安値をつけて、以降、反転開始となった可能性もあるように思われます。
NYダウが反転開始となれば、日経平均もそれに追随する動きとなる可能性もあるのですが、米国株に比べて日本株の動きは悪いので、昨日の記事でも書いたように、27588円から一旦反転した後、もう一度下押しする局面があり、その後、上げトレンドに回帰するパターンとなるのかもしれません。
とりあえず、日経平均は27588(12/3)からリバウンドする動きとなっているので、このリバウンドでどこまで戻す力があるのかを見ていくところです。
なお、29960(11/16)を超えてくると、上げトレンドに回帰したという見方が強まってくると思われます。