前日の米国株市場でNYダウが今年最大の上げ幅を記録。
これを受けて主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均は28138円で寄り付き、200円程度高く始まりました。
9時25分に27961円まで押して伸び悩む場面もありましたが、その後は改めて買い直される展開になり、後場に入ると一段高の展開に。
引け間際の14時57分に28618円まで上げ、大引けは+528円の28455円で終了。
日経平均は大きく反発する形になりました。
売買代金は前日よりも増加して3.1兆円台でした。
NYダウは11/24~26で空けたマドを埋めて、更に戻り基調を維持できるのか
今日の騰落銘柄数は、値上がりが2110銘柄に対して、値下がりが58銘柄で、全面高の1日でした。
本日大幅に上昇したことで、前日まで下降傾向にあった5日線は上向きに転換してきました。
12/3の記事で、目先リバウンドを試す局面に入ったか? と書いたのですが、日経平均は同日につけた27588円で一旦安値をつけ、反発に転じる形になりました。
目先の安値は27588円までで、10/6の27293円を割れずに反転する形になったので、11/30の記事で書いた、30714(2/16)から保ち合い相場の中の動きがまだ続いている、とする見方が今のところ、有効かと思われます。
この見方の場合、27588円から一旦反転した後、もう一度下押しする局面があり、その後、上げトレンドに回帰して9/14につけた30795円を抜けてくる動きとなるのではないかと想定しています。
とりあえず、NY株の反発につれて上げているという形になるので、目先的にはNYダウが11/24~26で空けたマド(35366~35591)を埋めて更に戻り基調を維持できるのか、という点が焦点となります。
上記マド埋めあたりで失速する形になると、日本株の戻りも続かず、再度27500円方向を目指す展開になる可能性もあります。
というわけで、今回の反発でNY株がどこまで戻すことができるのかが注目されるところです。