今日の日経平均は28827円で寄り付き、30円程度安く始まりました。
9時31分に28908円まで上げて一時はプラス圏に浮上する場面もあったのですが、直近2営業日で900円を超える上昇をみせていたこともあって、目先利益確定の売りが優勢に。
明日メジャーSQを控え、10日に発表される11月の米CPIの結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる形となり、大引けは▲135円の28725円で終了。
日経平均は日中の安値で引けました。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台で、3兆円割れとなりました。
27588(12/3)からの戻りで、29053円を超えられるのかが目先の焦点
今日の日経平均の28908円まであり、昨日の日中高値28897円を超えたのですが、29000円の節目に接近すると上値が重くなり、下落となりました。
現状、200日線が28894円にあり、27588(12/3)からの反発で同線に近い水準まで戻したこともあり、利益確定売りに押される展開となりました。
なお、現時点では、30795(9/14)から5波構成の修正波が進行中ではないかと見ています。
a波(下げ):30795(9/14)⇒27293(10/6)
b波(戻り):27293(10/6)⇒29960(11/16)
c波(下げ):29960(11/16)⇒27588(12/3)
d波(戻り):27588(12/3)⇒現在進行中
現状、5波構成の中の4波目の戻りが進行中で、この戻りの後、再度e波の下落があり、5波構成の修正波が終了した後、上げトレンドに回帰する、というのが現時点でのメインの見方になります。
5波構成の修正波は三角保ち合いの形を想定しているので、e波の下落では27293(10/6)や、27588(12/3)は割れないと想定しています。
なお、29960(11/16)⇒27588(12/3)までの下げが▲2372円に対して、27588(12/3)⇒28908(12/9)までの戻りが1320円なので、戻り率は55.6%となっています。
戻り率61.8%は29053円なので、27588(12/3)からの戻りで、29053円を超えられるのかが目先の焦点となります。