前日の米株式市場では、NYダウは横ばいでしたが、ナスダック指数は大きく下落。
これを受けて、東京市場でも半導体関連株などが売られ、日経平均は28542円でスタート。
9時14分に28699円まで戻したものの、そこから再度売られる展開となりました。
オミクロン株の感染拡大で、英国政府がイングランドで行動制限措置を実施すると発表したことにより、不安がぶり返す動きもあり、下げを拡大する動きとなり、14時56分に28392円まで下落。
大引けは▲287円の28437円で終了。
日経平均は続落となりました。
本日はメジャーSQだったのですが、売買代金は2.6兆円台で、3兆円に届かずでした。
日柄的な観点からみると、まだリバウンドは継続しているようにも思われるが
今日の日経平均は続落で、5日線(今日の時点で28481円)を下回りました。
12/9に28908円まで戻したのですが、200日線(今日の時点で28885円)近辺で頭打ちとなり、押し戻される形となっています。
27588(12/3)からのリバウンドの局面がまだ続いており、昨日、今日の下落はリバウンド途中の小休止の動きなのか。
それとも、27588(12/3)からのリバウンドは28908(12/9)で終了し、再度、下値を試す動きとなるのか、現時点では判断が難しいところなのですが、27588(12/3)から28908(12/9)までの上げの期間が6営業日なので、日柄的な観点からみると、まだリバウンドは継続しているようにも思われます。
なお、NYダウは12/7に25日線を回復してから、12/8、9と3日連続で同線を維持する形になっています。
NYダウの動きはこのところ堅調なのですが、ナスダックは昨日大きく下げるなど、動きはまだ安定していません。
日経平均がリバウンド継続となるためには、ナスダックの動きが落ち着いてくる必要があるので、どこで落ち着いてくるのかを見ていくところになります。