前週末の米消費者物価指数発表後の米株市場の上昇が好感され、今日の日経平均は28705円で寄り付き、250円以上高く始まりました。
10時7分に28793円まで上げ、一時350円程度高くなる場面もありましたが、買い一巡後はFOMCを控えていることもあって積極的な売り買いはみられず、後半は見送りムードが強く小動きに終始しました。
大引けは＋202円の28640円で終了。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台で、商いは盛り上がらずでした。
騰落レシオ（25日）は70%台の動きが続く
今日の日経平均は反発となりましたが、騰落銘柄数は、値上がりが918銘柄に対して、値下がりが1144銘柄で、値下がり銘柄が多い1日でした。
12/7に値上がり銘柄が2000を超えましたが、それ以降、12/9から値上がり銘柄が1000未満の動きが続いています。
このため、騰落レシオ（25日）は70%台の動きが続き、今日の時点で75.3%となっています。
また、今日の日中高値は28793円までで、12/8から200日線（今日の時点で28877円）を超えることができない動きも続いています。
日経平均が反転基調となるためには、少なくとも200日線を超えてこないとダメなので、27588（12/3）からの上昇で同線を超えられるのかという点が目先の焦点となります。
ただ、12/14~15にかけて開催されるFOMCの結果がはっきりしないと動きが出てこないと思われるので、FOMCの結果が出た後、動きが出てくるのかが今週の注目点になるかと思います。
