米市場で株価の主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、大発会の東京市場でも主力株を中心に幅広
い業種で物色され、日経平均は29098円で寄り付いて、29000円台にのせてスタート。
9時6分に28954円まで押して、一時29000円を割り込みましたが、そこから上げ幅を拡大して14時1分に29323円まで上昇。
円安や堅調な中国の経済指標も追い風に終始堅調な動きとなり、大引けは+510円の29301円で終了。
日経平均は3営業日ぶりに反発となりました。
売買代金は前営業日よりも増加して2.7兆円台でした。
これまで上値を抑えてきた75日線を抜けてきた
本日は、朝方から29000円台にのせて始まり、12/28の29121円を午前中に抜けてきました。
その後も上げの勢いは続き、29300円台に乗せて取引を終えました。
大発会での上昇は、2018年以来4年ぶりとなりました。
昨年末の12/30の日中高値が28904円に対して、本日の同安値が28954円だったので、50円程度マドを空けて上げる形になりました。
また、200日線(今日の時点で28829円)を上に抜けていくとともに、これまで上値を抑えてきた75日線(今日の時点で29006円)も抜けてきました。
TOPIXも同様の動きで、直近の戻り高値である12/16の2014を抜けるともに、75日線も上に抜けてきています。
本日の動きからすると、上方向に向けた動きが出てきたとみることができると思います。
ただ、12/28の記事でも書いたように、三角保ち合いが終了し、上方向に向けた動きが出てきたと確認できるのは29960(11/16)を抜けてくる必要があるので、ここから上げが続き、29960(11/16)を抜けてくることが目先の焦点となります。
三角保ち合いが終了となった可能性も出てきたが、最終的な判断は29960(11/16)を超えられるのかどうかによる
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