前日の米国株式市場の上昇を好感して、朝方は強い基調で始まり、日経平均は27915円で寄り付き、100円高で開始。
9時12分に28001円をつけて、28000円台に乗る場面もありましたが、為替が円高方向に振れる中、輸出関連株を中心に軟化する動きとなり、14時2分に27725円まで下落しました。
そこからやや戻したものの、プラス圏まで浮上できず。
大引けは▲13円の27801円で、日経平均は3日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日並みで3.2兆円台で、昨日に続き、3兆円台に乗せました。
下値切り下げ型から転換してくると、3月に続いて2回目となる
今週は27801円で引けたので、13週線は26919円、26週線は26942円でした。
先週は、13週線が26845円、26週線が26900円なので、その差は55円。
そして今週の13週線と26週線の差は23円なので、このままいくと来週あたりに13週線が26週線を上回るゴールデンクロスが示現しそうな感じです。
なお、昨日の米国株市場で、ナスダックは12179まで上昇し、6/2につけた直近の戻り高値12320まであと140ポイント程度まで迫りました。
仮にここから6/2につけた直近の戻り高値12320を超えてくると、14646(3/29)から続いてきた下落波動が下値切り下げ型から転換してくることになります。
昨年11月22日につけた高値16212から始まった下落相場の中では、12555(3/14)から14646(3/29)まで上げた時も直近の戻り高値を抜けて一旦、下値切り下げ型から転換しました。
しかしこの時は、14646(3/29)で戻りが止まり、以降、10565(6/16)まで下げて、安値更新となりました。
仮に今回、6/2につけた直近の戻り高値12320を抜けて、更に12555(3/14)も超えてくることができれば、更にリバウンドが継続する可能性も出てくるので、ナスダックの戻りがどこまで続くのかも注目されるところです。