続伸した先週末の米国株式市場の流れを受けて、今日の日経平均は27813円で寄り付き、10円程度高く始まりました。
9時4分に27751円まで押して、マイナスとなる場面もあったのですが、そこから切り返しに転じました。
為替が円高方向に振れたものの、好決算銘柄が株価を下支えする格好となり、引けにかけて値を上げる展開となり、大引けは＋191円の27993円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は3.1兆円台で、本日も3兆円の大台にのせる動きとなりました。
200日線が本格上昇に転じてくるためには、まだ時間を要する
本日の日経平均は引け値ベースでわずかに28000円に届きませんでした。
日中高値も27993円までで、7/28の直近の戻り高値28015円も超えられませんでした。
ただ、TOPIXの高値は1960.11まであり、こちらは7/22につけた直近の戻り高値1958.64を超えてきました。
なお、本日の上昇をうけて日経平均とTOPIXの200日線はそれぞれ上向きに転じてきました。
ただ、200日前の株価水準がまだ高いところにあるため、ここから200日線が本格的に上向きに転じてくるという所までは至っていません。
ここから3万円近くまで上げてくれば別ですが、そこまで上げてくるのにはまだ時間を要すると想定されるので、200日線が上向きに転じたから、即強気という所まで行くのには、まだ時間が足りないのではないかと思われます。
しかし、今日で終値で、200日線を超えるのは9日連続となっているので、徐々にではあるのですが、相場の地合いの温度感は上向きになっているように思われます。
なお、これまで何度も書いてきているように、本格的に上方向に向かうためには、28338（3/25）と28389（6/9）の壁を超えてくる必要があります。
まずはここから28000円台乗せを定着させ、そこから28338（3/25）と28389（6/9）の壁超えを狙ってくるような動きとなるのではないかと、想定しております。
