前日の米国株市場は下落で終了。
これをうけて今日の日経平均は、27812円で寄り付き、180円程度下げて開始しました。
ペロシ米下院議長が台湾を訪問すると報道されたことを受け、米中関係の悪化による地政学リスクを警戒した売りが顕在化したほか、外国為替市場で円高が進んだことで売りが継続。
11時21分に27530円まで下げ、下げ幅は400円を超えました。
引けにかけてやや戻して大引けは▲398円の27594円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.8兆円台で、今日は3兆円の大台には届かずでした。
TOPIXは10営業日ぶりに200日線を下回る
今日の日経平均は27594円で引けたのですが、200日線（今日の時点で27563円）は辛うじて維持しました。
ただ、TOPIXは1925.49で引けたので、こちらは200日線（今日の時点で1933.15）割れとなりました。
TOPIXが200日線を割れるのは7/19以来で、10営業日ぶりに同線を下回る形になりました。
本日、TOPIXが200日線を割れたので、日経平均も同様に同線を割れる形となるのか、明日以降の動きが注目されます。
なお、本日の騰落銘柄数は、値上がりが190銘柄に対して、値下がりが1620銘柄で、全体の9割程度の銘柄が下げる形となりました。
値下がり銘柄が1600を超えるのは、7/12の1654銘柄以来となるのですが、この時はその翌日から7日続伸となりました。
今回もその時と同じような動きとなるのか？
それとも、明日も下落して続落する形となるのか？
動き方が、注目されるところです。
