前日の米国株市場でNYダウが400ドルあまり下げましたが、日経平均は前日に400円程度下げていたこともあり、27673円で寄り付き、上昇で開始。
9時20分に27837円まで上げました。
今日は、ショートカバーが入った他、為替が円安にふれたことも支援材料となり、終始堅調で、大引けは+147円の27741円でクローズ。
日経平均は反発となり、売買代金は2.9兆円台でした。
ただ、騰落銘柄数は値上がりが683銘柄に対して、値下がりが1074銘柄で、値下がり銘柄が優勢な1日でした。
日経平均は200日線を割れずに、切り返してくる
日経平均は昨日大きく下落したのですが、本日反発したことで、200日線(今日の時点で27562円)を割り込まずに切り返した形になりました。
TOPIXが昨日、200日線を10営業日ぶりに割り込んだので、ここで続落となると、下押す形が進む可能性もあったのですが、とりあえず、切り返してきました。
なお、TOPIXの引け値は1930.77なので、まだ今日の時点では200日線(今日の時点で1932.99)を割れています。
日経平均が200日線を割れずに反発した流れを引き継ぎ、TOPIXも明日も反発して早期に200日線を回復する動きになれば、日経平均はここから再び28300~28400円の壁抜けを目指す方向に動いてくると思います。
なお、日経平均、topixともに、7/19~20でマド(日経平均の場合は27043~27295円、TOPIXの場合は1906.86~1926.65)を空けて上げているので、ここを完全に埋めずに切り返してくることができるかどうかもポイントになります。
ここを完全に埋めずに切り返してくることができれば、地合いは強いと判断できるので、この水準を埋めずに戻り高値を抜けることができるのか、という点も注目されるポイントになります。