米国のインフレが落ち着いてきたことでFRBによる金融引き締め加速懸念が後退し、前日の米国株市場は上昇。
ただ、今日の日経平均は28829円で寄り付き、小幅下落で開始。
9時20分に28752円まで下落しましたが、その後は徐々に下げ幅を縮め、前日終値付近での値動きが続きました。
大引けは▲2円の28868円で終了。
日経平均は3日ぶりに下落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
マザーズ指数は200日線の水準を超えることができるか?
日経平均は、先週の木曜日と金曜日で比較的大きく上昇していたこともあり、今日は一服でした。
一方で、マザーズ指数が堅調で、今日は+2.69%の上昇でした。
グロース株の売買代金も、前営業日の1391億円から1722億円に増加。
売買代金が1700億円を超えるのは、今年の4/7の1790億円以来でした。
なお、今日のマザーズ指数の高値は752.36まであったので、8/5につけた737.2を超えてきました。
マザーズ指数は2020年の10/14に1368.19で高値をつけてから、今年の6/20の607.33まで、期間としては1年8か月程度、下落率としては55.6%下落しました。
しかし、6/20の安値607.33からは、今日まで23%程度上昇する形になっています。
この先、マザーズ指数は、まずは200日線(今日の時点で808.21)を超えられるのか否かが、ポイントになります。
仮にこの水準を超えてくると、次なるターゲットは4/5につけた戻り高値843.33になります。
この戻り高値も超えてくることができれば、上値と下値を切り下げる右肩下がりの波動が終了して、戻り方向へ波動が切り替わる可能性が出てくるので、久しぶりにマザーズ指数の上昇継続が期待できる展開になるのではないかと考えます。