米国の金融引き締めに対する過度な懸念が後退し、投資家心理の改善が続いていることをうけて、前日のNYダウは5日続伸。
200日線を2日連続で超えてきました。
今日の日経平均は28952円で寄り付き、80円程度高い水準でスタート。
値がさ株やグロース株を中心に買いが入り、その後も買いが継続し、大引けは+353円の29222円で終了。
日経平均は7.5か月ぶりに29000円台を回復して引けました。
売買代金は前日よりも増加して2.8兆円台でした。
29960円も抜けてくると、下落傾向が続いてきた200日線が上向きに転換することになる
日経平均は8/12に28300~28400円の壁を抜けた後、上げが加速する形になり、今日は29000円台に乗せて引けました。
本日、29222円まで上げてきたので、次の節目は今年1/5につけた29388円になります。
それを抜けてくると、昨年11/16につけた29960円がその次の節目となります。
なお、29960円も抜けてくると、それ以降は継続して下落傾向が続いてきた200日線が上向きに転換してくることになります。
200日線は昨年の11月29日にから下向きになってきているので、それが上向きに転換する形になると、日経平均の上昇基調をフォローする要因が増えてくることになります。
7月22日の記事でも書いたように、28300~28400円の壁を抜けてきたので、3万円方向を目指す動きになると見ているのですが、29960円を抜けてくることができれば、昨年9/14につけた30795円も抜ける可能性が見えてくるのではないかと考えています。
28300~28400円の壁を超えることができれば、3万円回復に向けた動きが期待できる
前日の米国株式市場は、予想を上回る四半期決算を発表したテスラなど大型成長株への買いが通信株やエネルギー株の下げを相殺し、終盤にかけて値を上げて続伸。今日の日経平均は27773円で寄り付き、30円程度安く始まりました。9時2分に27701円ま...