FRBによる金融引き締めの継続や、米景気後退への懸念がくすぶり、前日の米国株市場は4日続落でした。
これをうけて今日の日経平均は、27797円で寄り付き、300円程度マイナスでスタート。
その後も下げが継続し、13時23分に27589円まで下落。
一時下げ幅は500円を超えました。
その後は安値圏でのもみ合いとなり、大引けは▲430円の27661円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は2.7兆円台でした。
200日線近辺まで下げ、この近辺で下げ止まることができるのかが目先の焦点
今日の日経平均の安値は27589円まであったので、8/29につけた安値27788円を割れてきました。
これで29222(8/17)からの調整幅は1633円となりました。
現状、200日線が27501円に位置しているので、この近辺で下げ止まるかというところが目先の焦点となります。
なお、本日の騰落銘柄数は、値上がりが195銘柄に対して、値下がりが1606銘柄で、8/29に次いで値下がりが1600銘柄を超えました。
値下がりが1600銘柄を超えると、全体の9割程度が下げる形になります。
8/29の記事で、「値下がり銘柄が1600を超えた日(直近では7月12日と8月2日)の動きを見返してみると、大きく下落した翌日以降はしばらく反発する形になっています」と書いたのですが、値下がり銘柄が1600を超えた8/29の翌日は反発しました。
今日は全面安に近い形となったので、近いうちにしばらく反発する形に転じてくるのではないか?
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本日、再び値下がりが1600銘柄を超えてきたので、ここで再び一旦切り返しの動きとなるのか、というところも気になるところです。