前日の米国株市場は、米長期金利が低下する中、主要3指数がそろって上昇。
これをうけて今日の日経平均は、27732円で寄り付き、300円程度高く始まりました。
その後も半導体関連やグロース株といった値がさ株の買い戻しが指数を押し上げ、14時39分に28083円まで上昇。
そのまま高値圏で取引を終え、+634円の28065円で終了。
日経平均は大幅反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
調整が終わったかどうかはNY株の動き次第
前日の日中高値が27546円に対して、今日の同安値は27718円だったので、本日は前日から170円程度マドを空けて上げる形になりました。
昨日、200日線を割れたのですが、今日はそこから切り返して反発となったので、一応、200日線(今日の時点で27458円)が下値となり、反転する形となっています。
今日は大きく上げ、25日線(今日の時点28258円)近くまで戻していますので、これで29222(8/17)からの調整が昨日の安値27268円で終わったのかどうか、というところが目先の焦点となります。
ここから25日線を回復し、8/24の28282円を上回ってくるとその可能性が出てくると思いますが、調整が終わったのか否かは、NY株の動き次第という面もあります。
現状、NY株は、NYダウがここまで2段下げの形になっています。
これが2段下げで終わるのか、あるいは、一旦は反発するものの、そこから再度反落し、3段下げの形となるのかが現時点ではまだ判断つきません。
本日の大幅反発で、調整が終わった可能性もあるとは思いますが、調整が終わったのか否かは、もうしばらく様子を見ていく必要があると考えております。