前週末の米株式市場で、NYダウが米金融引き締めに対する警戒感や、景気後退懸念を背景に281ドル安と下落。
これをうけて今日の日経平均は、27279円で寄り付き、下落してスタート。
その後、日中高値は9時2分につけた27349円で、日中安値は9時49分につけた27165円でした。
大引けは▲289円の27237円で、日経平均は3日続落。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台でした。
日経平均は最初の下値めどに到達か?
今日の日経平均の日中高値は27349円、それに対して前営業日の日中安値は27488円だったので、140円程度マドを空けて下落。
先週金曜日もマドを空けて下落だったので、これで2回連続してマド空けでの下落となりました。
また、27237円で引けたので、200日線(今日の時点で27247円)近辺で終了しました。
その他、今日は一時27165円まで下げ、12/8の安値27415円を割れたので、28502(11/24)の高値から2段下げの形が示現しました。
今日は日経平均で2段下げの形が示現し、200日線近辺まで下げてきたので、最初の下値めどに到達したという事は言えるのではないかと思われます。
ただ、先週末の米国株市場でNYダウの引け値は32920ドルで、200日線(先週末時点で32455ドル)まで多少距離があるところで終わっています。
NY株でまだ下値の余地があるため、日本株がそれに連動して更に下押す可能性はあると思います。
なお、日経平均が明日もマドを空けて下落すると、3空でのマド空けでの下げが示現します。
3空でのマド空けでの下げが示現するケースは少ないため、明日は反発に転じる可能性があります。
その場合、どの程度反転できるのかがポイントなるのですが、小反発であったり、反発しても上髭を残す形で終わると、水曜日以降も下げがまだ続く可能性が残るということになると思います。