前日の米国株市場で米長期金利の低下などを背景に主要株価指数が揃って上昇したことを受け、リスク選好の地合いで始まり、今日の日経平均は26524円で寄り付き、70円程度高い水準でスタートしました。
その後、26547円で日中高値をつけたのですが、朝方に外国為替市場で急速に円高が進んだことで、これが重荷となって値を消す展開となり、9時38分に26381円まで下げて、マイナスとなる場面もありました。
その後戻した後は、前日終値近辺でのもみ合いに終始し、大引けは+3円の26449円で終了。
日経平均は小幅ながら5日続伸となりました。
売買代金は2.8兆円台でした。
25661(1/4)からの戻りは、1日平均にすると177円の上げ
今日の日経平均は5日続伸となり、日中高値は26547円まであったので、昨日の高値26479円を超えてきました。
ただ、上値が重く、日足の形状も陰線での引けとなっており、夜間市場で日経平均先物が26240円まで下げる動きになっている点等から見ても、25661(1/4)で安値をつけてから反発に転じてきたと見るのはまだ早計のような感じがします。
なお、25661(1/4)から今日の日中高値26547円まで、5日間の上げで、上げ幅は886円なので、1日平均にすると177円の上げという事になります。
この点からすると、底値をつけてから切り返しに転じたと見るのには反発力が弱いような感じがします。
仮にここから下げに転じて、5日線(今日の時点で26173円)を明確に割り込んでくるようだと、やはり今日までの戻りは、28502(11/24)から続く5波動の下げの中の4波動目の戻りになり、ここから5波動の下げの中の最後の下げ波動に移行する形になると考えます。