前日の米国株市場では1月の消費者調査がインフレの先行き鈍化を示唆する内容だったことで長期金利が低下し、ハイテク株などを中心に買いが広がり、上昇しました。
これをうけて今日の日経平均は、27705円で寄り付き、280円程度高く開始。
9時21分に27721円まで上昇しました。
しかし、買い一巡後は1月の米CPI発表を日本時間今晩に控え、上値の重い展開を強いられ、上げ幅を縮小する展開に。
10時32分に27553円まで下げた後、やや戻して大引けは+175円の27602円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
日経平均は上値は重いが、それほど大きく下げるという動きにはなっていない
今日は反発となりましたが、寄り値よりも下で引けたので、日足は陰線引けでした。
2/6から戻り高値圏を維持しているものの、陰線をつける頻度が高くなっています。
2/6から日足は7本並んでいるのですが、その中で陽線は1本だけで、残り6本はすべて陰線。
いかにも上値が重いという感じになっています。
しかし、直近の高値27821(2/6)から、直近の安値27266円まで、555円の下落なので、上値は重いものの、それほど大きく下げるという動きにはなっていません。
引き続き、戻り高値圏を維持しつつも、更に戻り方向を狙うという展開になっているのかと思われます。
結局、材料待ちの状態になっているのですが、更に戻り方向を狙うきっかけとなるのは、NYダウの動きになるのではないかと考えています。
NYダウは昨日、34245ドルまで上げ、34712(12/13)の戻り高値を狙う所に位置しています。
今晩、発表される米国CPIが戻り高値を更新するきっかけにならないかと期待しておりますが、どうでしょうか?
タイミング的にはもうそろそろ戻り高値を抜けてきてもいいのではないかと思っているのですが‥‥。