米国で、1月の小売売上高が市場コンセンサスを上回る強い内容であったことから、FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が再燃しましたが、ナスダック総合株価指数が3日続伸しました。
これをうけて今日の日経平均は、27654円で寄り付き、150円程度高く始まりました。
9時41分に27597円まで一旦下押しした後は上値を伸ばす展開となり、14時43分に27727円まで上昇。
そのまま高値圏で引けて、大引けは+194円の27696円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は2.6兆円台でした。
4波目の修正波が終了したら、5波目の上げに移行してくるか
本日は寄り値が27654円に対して、引け値が27696円だったので、5日ぶりに陽線が示現しました。
今日の時点では、5日線(今日の時点で27579円)を引け値で上回り、2/6につけた戻り高値27821円に再び接近してきています。
ここから、27821円の戻り高値を抜けてくることができるかどうか、注目されます。
現状、25661(1/4)で安値をつけてから、以下のような5波構成の戻りが進行中と見ているのですが、仮にこの見方が正しいとすると、今は4波目の修正波の動きをやっている所と見ることができます。
1波:25661(1/4)⇒26547(1/12)
2波:26547(1/12)⇒25748(1/16)
3波:25748(1/16)⇒27821(2/6)
4波:27821(2/6)⇒現在進行中
現在、上値が27821(2/6)に対して、下値は27266(2/13)になるので、横ばいでの動きが続いていることになります。
4波目の修正波は、一般的には横ばいの動きとなりやすいので、一応、ここまでの動きは、このセオリーに沿った動きとなっているのかと思われます。
なお、現状、4波目の安値は27266(2/13)になるのですが、この安値が1波目の高値26547(1/12) を下回ると、この見方は間違っているということになります。
この見方が間違っていなければ、この先、3波目の高値27821(2/6)を抜けて5波目の上げに入る形になってくると想定されます。