前日の米国株市場は、独立記念日の祝日で休場。
このため、今日は手掛かり材料に欠け、見送りムードが強い中、日経平均は33165円で寄り付いて、安く開始。
9時11分に33041円まで値を下げて、一時下げ幅は380円程度となりました。
ただ、下値では押し目買いが活発で、売り一巡後は下げ渋る展開に。
10時18分には33389円まで値を戻しました。
その後はもみ合いとなり、大引けは▲83円の33338円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は3.3兆円台でした。
日柄調整が終了後は、再び上昇トレンドが再開し、33772(6/19)の高値を抜けてくる
今日は安寄り後に切り返したので、日足の形状は陽線でした。
ただ、引け値は5日線(今日の時点で33387円)まで届かず、同線を下回る形となりました。
5日線は上向き基調ですが、本日、同線を割れてきたので、33772(6/19)からの調整基調がまだ継続中とみられます。
調整局面が継続中なのですが、ここでの調整は、値幅を伴って下げる値幅調整ではなく、日柄面での調整を行う、日柄調整と見られます。
仮に以下のようなa→b→cの三波で下げるフラット型の調整パターンである場合、a波の下げの日柄が7日(両端入れ)なので、仮にこれと同日数をc波でも下げる形になると、c波は7/11頃まで下げるという形になります。
a波:33772(6/19)→ 32306(6/27) 7日
b波:32306(6/27)→ 33762(7/3) 5日
c波:33762(7/3)→ 現在進行中
なお、三波で下げるフラット型の調整パターンではなく、五波で下げるトライアングル型の調整パターンの場合は、もう少し調整の期間は伸びると見られます。
ただ、いずれのパターンであっても、上昇基調が続く中の調整局面となるので、この調整局面が終われば、再び上昇トレンドが再開し、33772(6/19)の高値を抜けてくると想定されます。