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日経平均は5日ぶりに大幅下落。これは一時的な下げか、あるいは最後の下げをつけにいく展開か?

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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今晩予定されているジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演が利上げに前向きなタカ派的な内容となることが警戒され、前日の米国株市場が下落。

これを受けて今日の日経平均は、31840円で寄り付き、400円以上下げて開始しました。

9時2分に31885円で日中高値をつけた後、下げを拡大する展開に。

14時50分に31572円で日中安値をつけ、大引けは▲662円の31624円で終了。

日経平均は5日ぶりに大幅下落となりました。

売買代金は2.7兆円台でした。

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日経平均に対して、TOPIXの下げは限定的

日経平均は昨日まで4日続伸で、戻り歩調にありました。

が、昨日の日中安値が32063円に対して、今日の同高値は31885円だったので、今日は170円程度マドを空けて大幅に下落する形になりました。

昨日、25日線近辺まで戻したのですが、そこから打ち返えされて、5日線(今日の時点で31868円)を割り込む形になっています。

ただ、今日は日経平均は▲2.05%の下落となったのに対して、TOPIXは▲0.88%で、日経平均に比べてTOPIXの下げは限定的でした。

 

日経平均は5日線を大きく割れたのに対して、TOPIXは2266.4で引けたので、5日線(今日の時点で2267.44)をやや下回る水準に位置しています。

ジャクソンホールの結果をうけて、次週、TOPIXが5日線の水準を早々に回復してくれば、今日の下げは一時的なものとみることができると思われます。

一方、日経平均が続落する形になると、上向きだった5日線が再度下向きに転換してきます。

となると、8/18につけた31275円の安値を再び試す形になる可能性も考えられます。

その場合、33772(6/19)からの調整は、8/18につけた31275円の安値ではまだ終わっておらず、最後のダメ押しを入れる展開になってくると思われます。

仮にそのような展開になったとしても、最後のダメ押しを入れたあとは、切り返しに転じて、33772(6/19)の高値抜けを目指す展開に移行すると考えます。

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