前日の米株式市場で、米長期金利の低下を受けて、ハイテク株などに買い戻しが入り、NYダウが3日ぶりに反発しました。
これを受けて今日の日経平均は、32018円で寄り付き、130円程度高い水準でスタート。
32027円で日中高値をつけた後は、下げに転じました。
13時49分に31717円まで下落した後は、下げ幅を縮小し、大引けは▲14円の31857円で終了。
日経平均は、小幅に続落でした。
売買代金は4.9兆円台と、膨らみました。
31275(8/18)の安値を割れると、下落局面が開始しているという見方が強くなる
今日の日経平均は、31717円まで下げたのですが、昨日の安値31674円は維持しました。
一方で、今日は日経平均よりもTOPIXの動きが冴えず、TOPIXの日中安値は2315.83で、昨日の安値2332.28を割れました。
日経平均は、33634(9/15)の戻り高値から調整の動きが続いているのですが、この下げが、31275(8/18)から開始した上げトレンドの中の調整の動きなのか、あるいは、33634(9/15)の戻り高値から開始した下落局面に入った動きなのか、まだ見極めがつきません。
昨日の記事で書いたように、33634(9/15)の戻り高値からの調整局面で、31275(8/18)の安値を割り込まなければ、31275(8/18)から開始した上げトレンドの中の調整という見方が強くなります。
日経平均は31275(8/18)の安値を割らず維持できるのかが目先の注目ポイント
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この場合、調整終了後は切り返しに転じて、33634(9/15)の戻り高値を抜き、33772(6/19)も抜けてくると見られます。
一方で、31275(8/18)の安値を割り込んでくると、33634(9/15)の戻り高値から下落局面が開始しているという見方が強くなります。
現在の動きがどちらのパターンなのかを見極めるためには、もうしばらく様子を見ていく必要があります。