前週末の米国株市場では、NYダウが7連騰で史上最高値更新を継続。
ただ、この地合いを引き継ぐことができず、今日の日経平均は32769円で寄り付き、200円程度安い水準でスタートしました。
その後も売り優勢で、11時11分に32541円まで下落し、一時下げ幅は400円を超えました。
そこからは下げ渋る展開となり、大引けは▲211円の32758円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は3.6兆円台でした。
日経平均はまだ12/8の安値を維持しているが、TOPIXは12/14に続いて更に下に下げる
日経平均は反落となりましたが、75日線(今日の時点で32436円)は維持しました。
また、日中は32541円まで下落しましたが、12/8の安値32205円は割れずに、それを維持しています。
一方で、TOPIXは2316.86で引け、引け値ベースで75日線(今日の時点で2336.61)を割れています。
また、12/8の安値2316.95も割り込んでいます。
一目均衡表の遅行線も、日経平均はまだ陰転入りとなっていませんが、TOPIXは一足早く陰転入りとなっています。
今日は下げ渋る展開となり、日経平均、TOPIXともに日足の形状は下ひげありの形になっているので、短期的にはまたひとまず戻す展開になるかもしれません。
ただ、NY株が好調な中、日本株はなかなかそれに連動できない動きが続いています。
恐怖指数と言われるvix指数も12.28まで低下しており、先行きを楽観視するムードがかなり優勢となっています。
このような楽観ムードが優勢となる中、NY株の勢いが止まり、下落に転じてくると、それまでNY株に連動できずにもたついていた日本株は、より売られる動きが鮮明になる可能性もあります。
よって、ここから先のスタンスとしては、警戒レベルをやや上げて見ていく必要があるのではないかと考えています。