前日の米国株市場ではFOMC通過後にハイテク株中心に上げ足を強め、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに過去最高値を更新。
この流れを受けて今日の日経平均は、40511円で寄り付き、500円程度高い水準でスタート。
10時24分に40452円で日中安値をつけたあと、更に上値を伸ばし、14時54分に40823円まで上昇。
大引けは+812円の40815円で終了。日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は5.9兆円台でした。
ドル円は151円台まで戻り、米国株も高値を更新
ドル円は、2月13日に150円88銭でトップをつけて、3月8日に146円47銭まで下落しました。
これでドル高の動きに変調の兆しが出てきたと思っていたのですが、2月1日につけた145円88銭まで下げずに反発しました。
この水準を割れると、下値を切り上げる形状が崩れてくる所だったのですが、その水準を割れずに反発したことで、昨年の12月28日の140円から継続しているドルの戻り相場は継続する形になりました。
そして、日米の金融会合を通過して、ドル円は151円台まで戻してきています。
このほか、しばらく保ち合いの動きが続いていた米国株市場も、再度高値更新となりました。
このため、日本株にネガティブに働く要素が消え、本日は、日経平均、TOPIXともに高値更新となっています。
日経平均は40472(3/7)から2000円程度押した後、高値更新となっているので、まだしばらくは上値追いの動きが続きそうな感じです。
引き続き、変調の兆しがどこで出てくるのか注意しながら、どこまでこの勢いが続くのか、見ていきたいと思います。