前週末の米国株市場で、ハイテク株比率の高いナスダック指数は小幅ながら5日続伸したものの、NYダウが300ドル強の下落。
この流れを受けて今日の日経平均は、40798円で寄り付き、90円程度安い水準でスタート。
9時33分に40837円で日中高値をつけた後、下押す展開となり、最終的に▲474円の40414円で終了。
日経平均は、5日ぶりに下落となりました。
売買代金は4.3兆円台でした。
今週は3月28日(木)に権利落ち日があり、権利落ち後の株価が注目されるところ
日経平均は、前週末までに4営業日続伸し、この間に2000円を超える上昇をみせていたこともあり、今日はその反動で下落となりました。
騰落レシオ(25日)は先週金曜日時点で130.47%まで上昇。
裁定買い残高は、3月15日時点で2兆円台まで増加。
信用買い残高は4.4兆円まで拡大。
信用買い残の評価損率は、3月1日に▲3.6%まで縮小。(3月15日時点では▲6.09)
200日移動平均との乖離は+20.84 %まで拡大など、指標面からは過熱が見られるようになってきています。
ただ、現時点では、ドル円、NY株ともに、変調の兆しは出ていないので、今日の下落はスピード調整での下落という見方が強いのかと思われます。
今週は3月28日(木)に権利落ち日があります。
強い地合いが継続していれば、権利落ちで下がったところで押し目買いが入ると思われますので、とりあえず今週は権利落ち後の株価がどう動くのかが注目されるところかと思います。