前日の米国株市場は下落でしたが、外国為替市場で151円台後半まで円安が進み、これがハイテク株など輸出セクターに追い風となり、日経平均は40517円で寄り付き、120円程度高い水準でスタート。
9時1分に40452円で日中安値をつけた後は切り返しに転じて、14時31分に40979円まで上昇。
一時、上げ幅は600円に迫る場面もありました。
大引けは＋364円の40762円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
売買代金は5.2兆円台でした。
ドル円は一時152円近くまで円安が進む
本日の日経平均は40979円まで上昇。
3月22日の41087円の高値に接近する場面もありましたが、引けにかけてやや押し戻されたので、引け値ベースで41000円台は回復できずでした。
為替市場で円安が進んだことが支援材料となりましたが、ドル円相場は本日、152円近くまで上げた後、やや押し戻される展開となっています。
今のところ、ドル円の5日線は、151円40銭あたりに位置していて、3月14日から上向き基調だった同線も、ここにきて横ばいっぽい感じの動きになってきています。
ここから5日線を明確に割り込んで、同線も下向きに変わってくると、ドル円は2月半ばと、本日につけた151~152円あたりがピークとなって、ダブルトップをつけた可能性も出てきます。
なお、ここから3月上旬につけた146円47銭あたりを割れてくるような展開になると、ドル円がダブルトップをつけたという見方も有力になってくるのですが、現時点で、ドル円はまだ高値圏にあり、ひと呼吸入れた後、更に円安が進む可能性もあるので、まだ何とも言えません。
が、一応、上述したような動きになった場合は、先行きやや注意が必要という形になるのではないかと考えています。
