本日は、前日の米国株市場で半導体関連株が総じて軟調だったことで、日経平均は39888円で寄り付き、100円程度安い水準でスタート。
その後も売られて、13時5分に39385円まで下落し、一時600円程度下げる場面もありました。
そこからは下げ渋る展開となり、大引けは▲375円の39605円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は4.3兆円台でした。
日経平均、TOPIXともに12/19につけた安値を割れなければ、下値切り上げ型のレンジ相場は継続
本年は大発会に売られて、その翌日は大きく反発したものの、昨日、今日と続落となっています。
日経平均は大発会で売られた後の安値(39232円)は維持しているものの、TOPIXの今日の安値は2727.79なので、大発会の安値(2748.77)を割り込んでいます。
日経平均と比べてTOPIXの動きがよくないので、あまりよい形とは言えないのですが、日経平均、TOPIXともに12/19につけた安値(※)よりは上に位置しています。
(※)日経平均の12/19につけた安値は38355円。
TOPIXの12/19につけた安値は2681.21。
この安値を割り込まない限り、昨年8月5日の大暴落でつけた安値から継続する下値を切り上げながらレンジ相場で上げる形は続いていることになりますので、一旦下落した後は、再び上方向を目指す形になると想定します。
なお、本日、日経平均の下落率は▲0.94%、TOPIXの同率は▲1.23%でしたが、グロース250の同率は▲0.04%で、日経平均、TOPIXと比べると比較的堅調でした。
グロース株は昨年11月から7週連続で外人が買い越しになり、その後、1週売り越しになったものの、翌週には再び買い越しに転じる動きになっています。
高値圏にある日経平均に対して、グロース株を含めた小型株はそれにキャッチアップする動きがこれまでできてこなかったのですが、今年はその巻き返しがどこかであるのではないかと期待していますが、果たしてどうなるでしょうか。